今年も北海道の季節がやってまいりました。年休を連続で2日取ると2ヶ月前に行ったところ、なんとその日は会社が忙しいピーク時に当たってしまい、なくなく通常の3連休になってしまいました。で、フェリーも解約し、意気消沈して仕事をしていると・・なんと行く予定だった日は北海道も天気が良く、気温も高く、風も穏やかで、東北も通る日は晴れるとの予報。これは行くしかない!と思い、サクサク準備を始めて、行く予定だった友人宅へ電話。「なんかよさげなんで行ってきます」と。すると友人も行きたい様子。一人で行くのは心細いので必死で北海道のよさと行かなかったときの悔しさをアピール。一緒に言ってくれることになってホッと一安心!
去年の経験を生かし、今回はバックを使用。前回は荷物をごてごて積んでネットで縛っただけだったので、常に荷崩れのキケンがつきまとったが今回は準備に時間をかけられたので装備にも余念が無い。なんともすっきりした出発前のCB400SF。
木曜日の夜8時、友人宅へ向かいました。突然さそった私も悪いんだけど、なんと友人Wは準備がまだ終わってない・・というか、荷物をぜんぜん積んでない!2人で超特急進行にて準備を済ませ、いざ出発!まずはコンビニにより、無線機のチェック。・・すると、声がちいさくて何いってんのかじぇんじぇんわからんぜよ!参った。とりあえず友人の声はヘルメット内のスピーカーから聞こえるみたいですが、こちらの声が聞き取りにくいとのこと。
とりあえず、日立南ICからジョーバンエキスプウェイをいざ北上!
計算では高速道路を300キロで巡航した場合、2時間で八戸まで到着するはずでした。ところが、ホンダCB400SFもケーターハムスーパーセヴンも300キロはおろか200キロもでないしまつ。
これはこまった。到着予定時間を大幅に修正。100キロで巡航することにし、休憩時間を短く取ることに。
深夜の強行軍にさらに睡魔が襲います。深夜真っ暗で看板と前走車くらいしか距離感がつかめず、ひたすら同じ姿勢のままいるので
1・2秒程度気を失うことも。
途中友人のセヴンがふらふらーっと右にヨーイングしていったかと思うとトラックにあわや撃沈されはぐるし。次のPAに緊急避難。仮眠を取り、再度出発。これは北海道に上陸するフェリーの切符を買う前にあの世への片道切符を手にしそうだぜ。
世が開け、八戸道を北上していくと、ナゾの分岐登場!よくわかんないので友人のナビ付きセヴンに選考させると躊躇したあげく新に延びる道路へ。すごく長い距離を走り、出口を出た瞬間、友人の口が開いた「まちがったかもしんない」。ナヒー。
もう間に合うかどうかの瀬戸際だけにUターンしてるヒマもないが、とりあえず係りの人に道を聞き、その通り行くと・・意外と簡単についた。八戸港フェリーターミナルの看板が!神よ!切符無かったらもう
お賽銭なんかいれてやんないもんね。などとブチブチ言いながら予約を取ると・・・オッケーです。俺だけオッケーで友人はダメなんてこともなく、無事2人とも予約完了。「何の目的で着たか?」
みたいな欄があり、「子供を殺して逃亡するため」とかちょっと前に起きた事件をコピーキャットしてみようかと思ったが、乗船取り消しになったらコトなのでやめておいた。
乗ったフェリーはシルバーフェリー社の「シルバークイーン」号。去年乗った青森→函館の「はやぶさ」とはじぇえんじぇんレベルが違う。たった7時間の航路なのに
すげーゴージャス。もうこのまま大洗に帰ってくれって感じだ。船内にはゲームコーナーとかがあり、大人気なく麻雀とかやってしまった。映画館がなかったのがちょっといたい。7時間もあれば2本は上映できるはず。スターウォーズとかトータル・フィアーズとかやって欲しかった。一番重要なファクターである「ゆれ」はさほど感じず、とても好感が持てるフェリーだった。次回も高速で来るときにはシルバーフェリーを氏名したいところだ。
ただ乗る際に一番先に乗らされるのは嬉しいが、出されるときに一番最後になるのはいただけない。もちろんフェリーに乗ったらすぐ風呂に入り、枕を用意し即、意識不明の爆睡状態。だって眠いんだもん。その後どういう経路で苫小牧まできたかとか、途中の天候は・・とか、その他船に関することは一切不明。意識回復は7時間後の上陸前。
起きたらもう苫小牧。降車の準備をしに荷室へ。フェリーの中はガンダムちっくというか、ウルトラセヴン的な稼動部多数で見てて楽しい。友人のセヴンは乗せるのにフェリー係員がなにやら悩んでた様子。一番最後に乗車で一番最初に降車だ。うう、そっちのほうがいいぞー。
さて、降船したのはいいが、どこをとおってどこに行けばよいか指示をもらってない。去年もたしかそうだったが、それならば適当にと、トレーラーにプチっと踏み潰されそうになりながらもテケテケ走らせていくと、なんとかターミナルの敷地内を出ることに成功。
苫小牧港へ上陸後、さっそくセヴンを見失った。
どこにいるのか途方にくれていると、無線から友人の声が。なにやらガソリンスタンドにいるらしい。
行ってみるとスゲー距離走ってる。さっそく苫小牧港へ向かってきたライダー2人と上陸後初のピースサインを交換しあう。北海道へきたんだという嬉しさと、全国でピースを広める会茨城支部長としての使命をまっとうするためピースサインをだしまくる。車に乗っていた子供が手をふってくれてジーンと心が暖かいぜ。
上陸したらムショーに腹が減り、なにげに怪しげなラーメン屋を発見。俺はてっきり「まんだら」と書かれているもんだと思ったが、なんと「らみた」と読むらしい。さてここで疑問なのが写真でバイクを止めている位置。なんと店はこのフェンスのむこう!なんてこった。場所を間違って止めちまった。おまけに証拠写真までとってバカぢゃねえの?とか言われそうだが、他に写真が無いので恥をしのんで掲載する。
ラーメンはごく普通の「ソースラーメン」とこれまた普通の「ミルクラーメン」他にも前人未到の普通系ラーメンがもりだくさんなのだが、とりあえず食べてみると、まいうーだ。全然関係ない話しだけど、このときすでに夕方。てっきり朝だと思ってた。店の中はそんな日の差し方だった。友人が食べたミルク系はなんとも具もスープもシチュー臭い。ジャガイモとか入ってるあたりが北海道らしさを出していてイイ感じだが、なんか味もいいらしい。北の地ではなにがうまいかビックリ仰天な食材が思わぬ使い方をされていると・・大変べんきょうになりました。
ラーメン屋を出て目指す宿泊地「洞爺湖」へゴー。
途中、すげー長い直線道路があり、おもわずシャッターを切った。絵になるぜ、北海道!
遠くを点のように走っているのは友人のセヴン。メーター見る限りでは90キロくらいかなぁ。ツーリングGOGOとかジパングツーリングとかのカメラマンはどうやって撮っているのか不明だが、けっこう手持ちでカメラ操作は簡単だった。
北海道(郊外)では100キロとかで走っていてもデリカとかインプレッサとか、はてまたはカローラ2とかにぶち抜かれる。恐るべし北海道。なんてったって軽トラが80キロだもんね。
無法地帯北海道万歳。
なんとかキャンプ場へたどりついたのはいいけどすでにもう設営する気力もなし。なんと反対側にはライダーズハウスが。疲れているところにこれはオイシイ。バイクは数台止まっており、不人気怪しげ系のライダーズハウスではないみたいだし、ぱっと見たってまだ数年と言った所っぽい。駐車場もあり、なにより湖畔。立地条件はすばらしく良い。これが1000円。600円くらい払ってテント建てるよりオトクかもしれない。
なんと情けないことにキャンプ道具満載で北海道まできてライダーズハウスにやっかいになることに。だっていーじゃん。清潔だし虫こないし、灯りあるしニンゲンちっくで文化的な生活が遅れるんだもん。
行ってみると1000円/人でバイクもセヴンもOK。ハウス内はすげー綺麗で部屋は広いしスバラシイ。女の子が一人でジンギスカン食べてると聞き、ラーメンを食べたことをちょっと後悔。女の子を上から見ながら「鳥人」とかかれたTシャツを着てた女の子は一人できたのだろうか。パンクとかしたらどうするんだろうとかいらん心配をしながらここでも爆睡。起きたのは朝だった。
次の日は快晴で日ごろの俺の行いのよさを思う存分発揮されたような青空が広がっていて感動。茨城の空とは青さが違う。綺麗だなー。もうこれだけで帰ってもいいとマジメに思った。なんて北海道はいいところなんだろう。
空の青さと、山の緑のコントラストがいい。芸術に関してはズブの素人だがすごく素直なきもちになれた。お散歩したくなるね。
昨日はくらくてよく見なかったけどいろんなバイクがいてちょっと嬉しい。
起きたついでに散歩を楽しむ。
朝早くてみな起きておらず、バイクを見て回ったらみんなでかいバイクばっかりで200キロも300キロもでそうなヤツばかりだった。
時代の流れだからしょうがないんだろうと言い聞かせ、いつかは大型2輪を取って300キロだしてやるとほのかな野望を抱き、荷物を積む手にちからがはいるぜ。
ちなみに写真の中央下、このでかいかばんの中身の75%はキャンプ道具。今回ムダに終わった備品がひしめき合っている。どうしてくれようぞ(泣)
同室のライダーはZZR400Nに乗りだった。
なつかしいバイクだけにちょっと愛着がわく。K型のZZRの苦労をしらない彼がK型で北海道へきていたらどうなっただろうか。
やっぱりツーリング(高速道路使用)はカウル付きに限る。そんな思いをさせられた。やはりZZRは最高のツアラーだとあらためて実感させられた。
友人はセヴンの濡れたトノカバーを天火干しにしてる。
セカンドカーのミニカダンガンできてればこんな思いをしなくても良かったのに・・とか思いつつ、3人同室同士でライダーズハウスの前で記念撮影。
あちこち向きを変えたあげくよくわからん並びでとれてしまった。ちと残念。この後ZZRの彼は去っていった。
その後、コンビニに入り、俺はちょっと腹を膨らましにかかる。
温たま、サラダでちょいと腹ごしらえ。すると事件はおきた。
となりで「ガシャーン」という大きな音。どっかのアホウがバイクをひっくり返したのかとおもいきや、なんとセヴンイレヴンの「宅急便」「NHK受信料」「バイク自賠責」「クロネコFAX」とかいろいろかかれた看板に車がつっこんでるじゃないですか。すげー、こんなんアリ?
しかもぶつけたドライバーはショートカットで細身のかわいい女の子で、さほどパニックにもなっていないようすで「あちゃー、やっちゃったよ。」といいながら店に入っていった。
これが北海道の心の余裕の広さなのか・・?こちらも誰かにつっこまれないうちに気を取り直して出発!目的地は富良野・美瑛だ!
すでに小腹がすき気味なのがちと痛い。だがここでメシ食べたら移動時間がさっぴかれてしまう。ここはなんとしてでも観光に徹するべき!
また渋滞とかには遭遇していないのでさほど疲れてもいないが、これからは観光客大量発生ゾーンへ突入なので、ちょっと身構えていかねば・・。渋滞30キロとかだったらどうしよう。
渋滞は無かったものの、美瑛への道のりは寒かったり暑かったり、雨がふったりやんだり。
とても怪しげな天気に見舞われ、しかもコンビにで小腹をみたした俺はなんともなかったけどなーんも朝からたべてない友人にはちとつらいものがあり、途中ちょっとよさげな軽食屋によるとなんと開店前。
なくなく道を進むとホクレンを発見。ちょびっと(3リットル)給油し、旗をもらい。バックにつけて、これではれて「北海ダー」となりました。
無線機のPTTが故障していることに気が付いた俺は、代替機をさがすべくホームセンターへ突入。カインズホームでお買い物。俺は無線機をくくりつけるストラップを購入し、さっそくつけてみる。
おもいのほかベストポジションがきまり、これを使うことにした。旅にトラブルはつきもの。
ここでドライブイン発見。朝飯&おひるをてきぱきとすませる。なんとも値段とつりあわないまあぼぉ丼だとおもいつつも背に腹は変えられないので、ぱくぱく食べる。
なんとここで俺が勝手に店の前にバイクを止めたところ、つぎつぎとライダーたちがよこにバイクを止めていき、あたかもそこはバイク置き場であったかのように整然と並ばれた。1台目の俺としてはひじょうに申し訳ない。
そそくさと出発。もう疲れて休もうかと思っていたとkろで美瑛に入り、やっと観光らしくなってきた。うーん。いいねぇ。この雰囲気。やっぱり旅はこうでないと。
パッチワークの丘へはバスが頻繁に行き来していたのですぐわかった。おお、おお、いっぱいあるぜ。○○の木だの丘だのいろいろあるぜ。マイルドセヴンの丘、セヴンスターの木、
その他もう「北海道」的な魅力たっぷりの広大な自然をこれでもかといわんばかりに見せ付けられ、心をメタノール洗浄されたような感じでした。パッチワークの丘はなんと無料(ただ単に木が生えてるだけなのでお金とられても問題だ)なので思う存分景色をまんきつできるのがイイ。
だけど他人の土地だということを理解しないで他人の畑に勝手に入ってワラを巻いたものと写真をとったりしてはホントはいけないのかも。でも、そんなことはカンケーないのです。なぜならば、周りを見るとみんなやってるから!?
とりあえず北海道的な画像として出発前からの悲願、「ワラをまいたやつと写真をとる」は達成。
他にもPHSの木(ただ単に長さの違う木が3本あるだけ)とか、哲学の木(曲がってて考え込んでるような木)とか、名なしの興味深い木がたくさんあり、まわりの景色もグーで、ちょっと得した気分。雨ももうふりそうに無いし、これからは晴れてくると思えば良い要素が増えていく。
でももう午後に突入し、のこりの観光時間も限られてきてる。いそいで富良野まで回らねば。(ちょっとあせってる)
富良野ではあの「北の国から」の石の家が見えてもう目的達成!ワープスピードで苫小牧に戻り、帰りのフェリーを予約。次の日の朝、八戸へ到着し、東北自動車道をかっとんでいると、タンクバックが持ち上がった!
あれよあれよという間にいろんな荷物がろじょうにぶちまけられていき、しまいには高速道路の券までもが犠牲に・・・その後、なんとかバリアにて高速道路券を再発行してもらい、なんとか無事に東北道を南下。
すると、友人のセヴンがなんと水漏れ!?良く見るとキャップが完全にしまってない!!あぶねぇあぶねぇ。旅行は帰り着くまでが旅行だ。なんとしても2人無事帰宅せねば。
おまけに雨までふってきちまうし。コケたらしゃれにならんと大減速。おまけに路○なんかも走行しちゃってなんとか無事地元に戻ってこれた。次の予定は9月に再上陸。次回はぜひとも大型をとって1100で北海道へいきたいものです。
